BLOG & NEWS

映像制作におけるガイドラインについて

0

動物に対して虐待行為と思われる行為の強要
動物に対する配慮など微塵も感じない現場

動物愛護問題が問題視されている昨今でさえ
日本の撮影現場では普通に行われています。

勿論、撮影前の段階で内容的に拒否するもの
現場での無茶な要求や要望などに対し
その場で問題定義したり拒否する現場など
様々なケースやパターンが存在しますが
基本的には小道具扱いされている場合が多く
動物に対しても丁寧に扱って頂ける現場は
ほんの一握りと言っても過言ではありません

日本には動物取扱業という動物を扱う側への
規制や法律などは少なからずありますが
撮影に動物を使用する際のガイドラインが
テレビや映画の制作側には設けられておらず
最終的には動物を貸し出す側の判断のみ
この点に関しても曖昧な法解釈が先行し
動物愛護法という効力は現場に生かされず

制作側も低予算の中で最大限の努力はするが
低予算ゆえの扱いが動物へのシワ寄せを生み
低予算でも請け負わねば生計が成り立たない
動物業者との構図や専門業者すら使えずに
一般の飼育者から借りて撮影する制作側など
動物達の扱い方にまで配慮できる形態には
なっていないというのが実情だと思います。

映像制作の現場での動物の扱い方に対し
何の規制や順守義務も持たない日本の現場で
基準とされる海外のようなガイドラインが
導入されるのはいつの日なのだろうか?

 

 

「この映画を製作するにあたって
いかなる動物虐待も行っていない」

「この映画の制作にあたり
危害を受けた動物はいません」

アメリカの動物映画でエンドロールに流れ
表示されているこの一文・コメント内容は
公式に認められた動物福祉団体が策定した
動物の為のガイドラインを制作会社が採用し
動物の扱い方に対してこの団体からの助言や
撮影時の査察を受けている事を示している。

日本の作品に見られる“一応入れとくか”
程度の軽い認識のものではない。

このガイドラインは動物たちの安全は勿論
動物たちを使おうと考えるメディアの方々の
立場や権利をも守る為のガイドラインです。

私たちは“動物プロダクション”として
動物を扱うプロとして世界基準を推奨し
このガイドラインの普及に取り組んでいます

 

 

リアルさを追求するがゆえの選択肢

0

動物プロダクションと言えば
実際にリアルな生きもの達を使った
リアルな撮影がメインだと思われがちですが
実写以外にも映画やCM、PVの中で使われる
CGなどの素材作りや動物の鳴き声などの
音源や音響素材などを制作する為のご依頼や
本物の昆虫や動物などの生きもの達を使い
よりリアルな生きもの達の動きや挙動
表情やしぐさなどを作る為の素材作り
トレースの為のご依頼などにも対応します。

リアルな動物達の動きに驚かされるほどのCG

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日や

実写版ジャングル・ブックなどで見られる
実写と見間違うほどの映像美と世界観

国内でこれほどの作品が作られる可能性は
映像技術などの問題だけではないので
現実的には極めて低いと思われますが

いずれ動物愛護などの観点から考えても
動物を酷使するような撮影内容ではなく
動物はブルーバックのスタジオで撮影を行う
無理な動きや動物に負担のかかるシーンは
CGで対応するといった事が当たり前になる
そんな時代もありなんじゃないのかな?

と、思ってみたり 願ってみたり
そんな今日この頃。

モズの早贄(はやにえ)か鬼畜の仕業か?

0

モズという鳥は生け垣などの尖った小枝や
枝木の隙間、有刺鉄線のトゲなどを利用し
バッタやカエルなどの獲物達を串ざしにする
変わった習性がある事で知られています。

 

 

日本ではこれを鵙の早贄や百舌の早贄と書き
「モズのはやにえ」と呼んでいる。
生贄のように吊るされる亡骸の不気味さゆえ
江戸時代には「モズが鳴く夜は死人が出る」
と信じられ、凶鳥として扱われてきました。
又、ドイツではモズの事を「絞め殺す天使」
イギリスでは「屠殺人の鳥」などと呼ばれ
この習性のお陰でどの国でも散々なイメージ

そんな凶鳥イメージのモズですが、昔の人は
本能的に雪に隠れない高さに早贄があるとし
吊るされる位置が低ければその年の積雪量が
少ないと、カマキリの産みつける卵塊同様に
その年の積雪量を占っていたというのだから
モズを信用してるんだか信用してないんだか
なんとも微妙なお話なのである。

捕獲した獲物を尖った枝などに突き刺す…。
なんとも狂気じみた行為にも思えるが

この行動には諸説があり、何の為に行うのか
実際のところは解明されていないようですが
自分の縄張りを他の鳥に誇示する為の行為や
冬を越すための食糧管理の為の行為だとか
いずれも憶測の域を脱しないのが残念だが
捕食された形跡も無く吊るされた亡骸も多く
餌付けされた個体でもはやにえを行う事から
本能的な要素が強いと考えられている。

又、肉食傾向が強い鳥の為、猛禽類のように
上顎の形状は下方に曲がり嘴縁突起まである
のだが、肉食のタカやフクロウ達のように
獲物を掴むだけの脚や爪は発達していない為
脚で抑えた状態で獲物を引き裂く事が出来ず
モズなりに考えた生活の知恵なのであれば
動物って凄いよね!!

で片付く話だと自分は思うのだが(笑

 

 

■和名:モズ (百舌/百舌鳥/鵙)
■学名:Lanius bucephalus
■英名:Bull-headed shrike
■分布:日本 中国東部から南部
朝鮮半島 ロシア南東部
■環境:日本では全国の平地から森林
農耕地、河畔林などに生息して繁殖
■体長:全長約20cm程度
■食性:動物食(昆虫 甲殻類 爬虫類 哺乳類)
※あんまり良いイメージの少ない鳥ですが
なんと大阪府の府の鳥として認定されており
堺市の市の鳥さんにも指定されている。

 


尚、画像にある「はやにえ」らしき亡骸達は
大阪府の北部で昨日撮影されたものですが
串刺しにされた状態の亡骸数が非常に多く
低位置である事からモズの仕業ではなく
まだ命を理解していない小さな子供の仕業か
理解した上で行われている鬼畜行為なのか…

はっきりとした事は言い切れませんが
世知辛い世の中なんだとは思いたくないので
ま、モズの早贄であって欲しいと願いつつ
そのへんの事に関してはご了承下さいまし。