どっしりとした見た目とは裏腹に、貧弱体質な一号です。
若いスタッフ達が野外採集に精を出してるのを応援しながら、
自分は身近な所で幼虫などの自分用お土産を見つけてはホクホクしております。
雑草や、園芸店で何時でも入手できるような食草をもった幼虫ならばよいのですが、
持ち帰って飼育するにはどうしてもこの道端の街路樹が必要なのだという場合、
街路樹は公共施設にあたるので好き勝手に持って行くわけには参りません。
さてどうしましょう?
一号が画像の幼虫を連れ帰る際に取った行動は
「どこそこに植わっている街路樹に付いてた芋虫を飼いたいから、
伸びてはみ出ている部分だけで十分なので少し毟らせてください!」
と、馬鹿正直に市役所に電話を入れました。
結果はOK
市役所内だけではなく、管理土木会社の判断が必要との事で、
確認を取ってもらうのにすこうしだけ時間がかかりましたが、
これで大手を振って幼虫も葉も持ち帰る事ができました。
さて、先日蛹となったこの幼虫、
無事羽化すればオオスカシバというかわいい蛾になるはず。
通常ならこの時期に蛹になった場合、このまま越冬して来春羽化するのですが、
最近のあたたかい陽気では越冬しないかも知れませんね。