動物プロダクション SCIENCE FACTORY ltd.

動物プロダクション サイエンスファクトリー

動物たちの健康維持に役立てたい食べ物~ドライトマト~

動物たちの健康維持に役立てたい食べ物~ドライトマト~
家庭菜園などでもおなじみで水分をたっぷり含み
夏にぴったりの野菜ですがそんなトマトがもつ健康サポート効果とは?

トマトの基本データ

・ナス科ナス属。学名:Solanum lycopersicum
・トマトの旬は5月~8月。
・トマトはもともとその鮮やかな赤い色から「毒があるのでは?」とされ、観賞用として栽培されていました。
・ヨーロッパでは赤く熟した栄養豊富なトマトを食べたおかげで医者にかかる人が減ってしまうということから「トマトが赤くなると医者が青くなる」という言葉も。

ドライトマトに含まれる成分は?

ドライトマトには

βカロテンなどと同じくカロテノイドと呼ばれる色素成分の一種で、酸化防止剤としてよく使われているトコフェロール(ビタミンE)の100倍ともいわれる強い抗酸化作用が特徴。

水に溶けやすい水溶性のビタミンのひとつで抗酸化作用をもち、コラーゲンの生成にも欠かせない成分。
ビタミンCが不足するとコラーゲンが合成されず、血管の壁がもろくなり出血する「壊血病」などの病気になる可能性がありますが、ヒトを含む霊長類やモルモットなどの一部の哺乳類は体内でビタミンCをつくることができないため食事から摂取する必要があります。

βカロテンは赤・黄色・オレンジの野菜や果物の色素成分で抗酸化作用があるほか、体内でビタミンAに変換され作用する。ビタミンAの取りすぎは過剰症の心配があるがβカロテンは必要に応じてビタミンAに変換されるため過剰症の心配が少ない。

などの成分が含まれており
中でもリコピンは生のトマトに比べて約4倍、ドライにすると減ってしまうことが多いビタミンCも約2倍の量が含まれています。

期待できる効果

ドライトマトに含まれる成分によって期待できる効果とは?

ガンや老化の予防

リコピン・βカロテンの抗酸化作用により、ガンや老化の原因にもなるといわれている活性酸素の増えすぎを抑え、さらにコラーゲンの生成を促進するリコピン・ビタミンCの働きで被毛や皮膚、骨、関節の健康が保たれ見た目も中身も若々しい体をつくる効果が期待できます。

目の健康維持

βカロテンが体内で変化したビタミンAの皮膚や粘膜の健康を保つ効果により、目の粘膜が正常に保たれることで目の乾燥を防いだり、目の網膜にあるロドプシンの材料となり、暗いところでの視力を保ったりといった効果が期待できます。

血流改善

リコピンが血管内で血栓ができる一因である、悪玉コレステロールの酸化を防ぎ、悪玉コレステロール自体を減少させることで血流が良くなり、心筋梗塞や脳梗塞などの予防、代謝が良くなることで肥満予防などの効果が期待されています。

動物に与えるときの注意ポイント!

トマトにはトマチンと言われる
毒性をもった成分が含まれています。
普段口にする赤いトマトに含まれるトマチンの量は
ごく微量なため問題ありませんが
未熟な青いトマトやトマトの葉・茎・花・へたには
多量のトマチンが含まれるため
動物に与える際は熟した赤いトマトのみにしましょう。

まとめ

・リコピンやβカロテン、ビタミンCなどの抗酸化作用も持った成分を多く含み、中でもリコピン・ビタミンCは生のトマトよりドライトマトのほうが多い。
・青いトマトやへた・茎・葉には毒性を持つ「トマチン」が多く含まれるため動物に与えないほうが良い。

公式ショッピングカートにて販売中!

動物たちの健康維持やエンリッチメントに特化し
動物のプロが動物たちの事だけを考えて作ったドライシリーズ。
サイエンスファクトリー公式ショッピングカートにて販売中!
今後も続々と新商品を追加予定ですのでお楽しみに♪